てらまちフォト一覧
府中市にある曹洞宗の高安寺。当世人気の力士は「たかやす」ですが、こちらは「こうあんじ」。もとは田原藤太秀郷=藤原秀郷の居館があったと伝わる場所で、宗派不明の見性寺が建立され、後に足利尊氏により臨済宗の高安護国禅寺として再興されました。さらに、慶長年間には曹洞宗にあらためられ、現在に至るとのこと。藤原秀郷、足利尊氏と、歴史上の人物の中でもかなりゴージャスな顔ぶれ。さらに新田義貞や徳川の名も加わります。府中の旧甲州街道に接する立地ですから、為政者からも重要視されてきたお寺のようです。長い歴史の流れがあってこそなのか、現在の境内は静かで落ち着いた気配を見せています。江戸中期から明治時代に再建された山門、鐘楼、本堂も風格が感じられます。山門脇に水子地蔵がずらりと並び、サーッと吹き抜ける秋の風に風車がカラカラと回っていました。
秀郷・尊氏ゆかりの古刹に回る風車
2017年10月8日公開 2017年10月07日撮影
ずらーっと並んだ招き猫。小田急線の駅名にもなっている豪徳寺。以前にもご紹介したことがあります。 (さらに…)
豪徳寺の招き猫が世田谷線のタマ電に!
2017年9月26日公開 2017年09月26日撮影
池波正太郎の「鬼平犯科帳」にも登場する本所法恩寺は、太田道灌の江戸築城のころからの古刹。本所に移ったのは元禄元年(1688)とのこと。 (さらに…)
本所の狛猫|法恩寺の塔頭寺院
2017年9月25日公開 2017年09月09日撮影
新幹線も止まる岩手県北上駅ですが、中心市街地から少し離れると長閑な田園風景が広がっていました。北上川の支流和賀川の南側は鬼柳地区。 (さらに…)
稲穂と観音堂|北上市鬼柳
2017年9月20日公開 2017年09月05日撮影
曼殊沙華 まんじゅしゃげ ― サンスクリット語manjusaka に相当する音写。〈柔軟花〉〈円華〉などと漢訳される。 (さらに…)
茅葺の寺に満ちる曼殊沙華
2017年9月19日公開 2017年09月17日撮影
藤沢市にある龍口寺の書院は、信州松代で蚕糸業で財をなした窪田家が造った蚕糸御殿で、昭和10年に移築されたものだそうです。 (さらに…)
消難 ― 湘南の秋の空
2017年9月4日公開 2017年09月03日撮影
先週、横浜市営地下鉄ブルーラインに乗って、いくつかのお寺へお参りしました。新羽(にっぱ)駅近くの西方寺さんへのお参りの様子は「まち×さんぽ|ヨコハマの里の秋」をどうぞ。ブルーラインには、「寺」のつく駅名があります。それがこの弘明(ぐみょう)寺。新羽も読みにくい地名ですが、弘明寺もなかなかです。 (さらに…)
ブルーラインでお寺へ行こう
2017年8月28日公開 2017年08月21日撮影
法衣をまとうのはpepper導師。今年のエンディング産業展 ―ENDEX2017で大きな話題になっています。 (さらに…)
エンディング産業と寺院
2017年8月25日公開 2017年08月24日撮影