お寺とお墓と人生と

2017年8月30日公開

2017年08月25日撮影

お寺とお墓と人生と

エンディング産業展で葬送やお墓について情報を入れた翌日、「生きるための仏教」と題した講座を受講。「仏教=お寺=葬式=お墓」という図式は、日本人にとってあまりに当然のことと捉えられているのではないでしょうか。とすると、「生きるための仏教」とは?

講座は築地本願寺GINZA SALONの「伝統仏教各派に学ぶ」シリーズで、今回は真言宗大本山須磨寺の寺務長小池陽人上人が講師でした。講座の紹介文には、[「即身成仏」とは、簡単に言うならば、「生きたまま仏になる」ということです。死んでから仏になるのでは遅い、生きたまま仏になれるのだという教えです。それは積極的な人生観と言えます。]とあります。90分間のご法話には重要なキーワードが盛り込まれ、それはまさに悩みながら生きる私たち現代人のための言葉でした。須磨寺は仁和2年(886)開創の名刹。リーフレットにはコンパクトに境内の情報がまとめられています。今度関西方面へ行ったら、ぜひ立ち寄りたいお寺が増えました。