てらまちフォト一覧

城下町小田原は、宿場町、寺町、猫町

お天気がいいと、海の近くに行きたくなります。城下町、そして東海道宿場町でもある小田原。地図を見ると、お城を取り囲むようにお寺があります。小田原駅のひとつ南、早川駅から歩き始めると、ほぼ海岸線に沿って走る西湘バイパスの内側に、次々とお寺が現れます。古い鐘楼門が印象的な正恩寺も、御幸が浜のすぐ近く。鐘楼門をくぐり、境内へ入ると、猫の「ご住職」がお出迎え。わがもの顔でお寺で飼われているのか、近所の飼い猫なのか、地域猫なのか。我が物顔で境内を自由に闊歩。さまざまな時代が層になって見え隠れする、小田原です。

城下町小田原は、宿場町、寺町、猫町

2014年10月26日公開  2014年10月25日撮影

昭和レトロの青梅宿を女子大生がゆくよ

「昭和レトロ」を謳う「ぶらり青梅宿」では「着物まちあるき」を企画中。そこに都内某女子大の皆さんにもご協力いただこうと、案内会が開催されたので、後ろからついていって、青梅宿をあるいてきました。この写真は、住吉神社から宗建寺さんへ向かおうというところ。「ぶらり青梅宿」は、JR青梅駅を中心に東西に長い商店街の集合体。昭和の看板建築、昭和の映画看板、蔵などが沿道に並び、そぞろ歩き、寄り道も楽しめます。横丁をちょっと入れば歴史あるお寺も点在していて、「青梅七福神」もあります。

昭和レトロの青梅宿を女子大生がゆくよ

2014年10月24日公開  2014年09月22日撮影

境内の掲示板 日光観音寺

今日もお寺の掲示板。ちょっと変り種かもしれません。日本が日本らしく感じられるのは、四季―4つの季節が明確に分かれているからで、その季節の変化に順応し、自然の恩恵を享受して暮らしているのが日本人なのだと思います。この掲示には、その四季に人の心を当てはめた、4つのこころが記されています。それぞれになるほどと膝を打つ内容。今は秋。静かに物事を考え、自分を見つめるのにいい時季ですね。

境内の掲示板 日光観音寺

2014年10月23日公開  2014年07月20日撮影

111年目の肥薩線嘉例川駅

鹿児島は霧島の麓を走る肥薩線、明治36年開業の嘉例川駅。昭和59年に無人化、平成18年に国の登録有形文化財となる。平成15年の100周年事業は嘉例川地区の人々により開催、これを機に博物館開設、特産品販売、駅弁販売と、駅舎をフル活用しての地区活性化が図られました。今では県内有数の観光スポットとなり、列車に乗らない観光客も、列車の到着時刻に合わせて観光バスでやってくるほど。駅のすぐそばには、屋根つきの共同墓地があり、そこに人々の営みがあることを知らせてくれます。お弁当と一緒に販売されていた「かきあげ」を1個買い求め、列車に乗り込んでからほおばりました。サックリとして甘く、110歳の駅舎と同様に懐かしさを感じました。(参考:広報きりしまNo.40 2007.9)

111年目の肥薩線嘉例川駅

2014年10月22日公開  2014年09月27日撮影

境内の掲示板

お寺には、門前や境内などに掲示板が設置されていることがよくあります。そこに掲げられている言葉を読むのが好きです。お釈迦様の言葉であったり、宗派の祖の言葉であったり、あるいはご住職が記された言葉であったり。その時々で、さまざまに心に響いてくるのはなぜでしょうか。(千住仲町源長寺)

境内の掲示板

2014年10月21日公開  2012年03月27日撮影

露店がずらり、日本橋べったら市

きょうの1枚はお寺でなく神社です。前から気になっていた「べったら市」。今年はついに足を運んでみました。もとは寶田恵比寿神社の恵比寿講だとか。最寄はJR新日本橋駅。夕刻17時過ぎ、首都高下の交差点を渡るともう賑わいが。一帯の路地には露店がずらり。べったら漬けを扱う店はこれでもかと並んでいて、吟味しながら好みの1本を選べます。お店の違いだけでなく、皮付きと皮なしで味も食感も異なるんですね。ほかにも、盆踊りを催していたり、地元の飲食店が自慢のメニューを出していたり、立ち飲みスペースができていたり。こんなに多くの露店が並ぶのは、そうないのでは? 大人も子供も、お国も問わず愉しめそうです。べったら市は毎年10月19、20日に開催。

露店がずらり、日本橋べったら市

2014年10月20日公開  2014年10月19日撮影

雑司が谷鬼子母神 みちくさ市と手創り市

池袋から徒歩10分ほど、雑司が谷といえば鬼子母神。その名を冠する鬼子母神通りでは春は3月と5月、秋は9月と11月に「みちくさ市」という古本市が開かれています。早稲田あたりの古本屋だけでなく、一般の方も出店しているようです。一方境内では月1開催の「手創り市」。工芸品や洋服などの創り手が参加して、直接販売しています。夏の名残の暑さでも相当な人出。境内にある駄菓子屋の「上川口屋」さん、平常は穏やかなこの店もてんてこ舞いの様子。次回のみちくさ市は11月16日開催とのこと。

雑司が谷鬼子母神 みちくさ市と手創り市

2014年10月16日公開  2014年09月21日撮影

薩英戦争、廃仏毀釈、太平洋戦争を経験した仁王像

鹿児島では明治維新後の廃仏毀釈が殊に厳しく行われたため、南林寺町や慈眼寺など地名や駅名として残っていても、廃寺となった場合が多いようです。写真は不断光院。ここは薩英戦争での誤認による砲撃(文久3年・1863)、廃仏毀釈(明治3年・1870~)、太平洋戦争での空襲(昭和20年・1945)を経て再興してきたお寺。仁王像は、廃仏毀釈の際に隠蔽されたために残ったものだそうです。長年風雨にもさらされ、細かな造作はうしなわれていますが、大ぶりでごつごつとして、愛嬌すら感じられるその姿は、近代的な山門や本殿と対照的で、印象に残りました。

薩英戦争、廃仏毀釈、太平洋戦争を経験した仁王像

2014年10月15日公開  2014年09月28日撮影

深川の閻魔さま、秋の空が広がる

深川の閻魔さまは、清澄通り沿いのちょっと変形な交差点にある法乗院におわします。「お告げ」をくださる閻魔さまをお参りして境内を出ると、空が広々としています。この日はちょうど1年前。秋の雲がきらきらしていました。おさんぽにはとてもいい季節です。

深川の閻魔さま、秋の空が広がる

2014年10月9日公開  2013年10月09日撮影

まちあるきが愉しい下総中山

台風18号が迫っているという土曜日、空模様をうかがいながら、市川方面へ。江戸川から西船橋あたりまでは、京成本線と千葉街道とJR総武線が平行して走っています。総武線の下総中山から法華経寺を目指すと、千葉街道を横切り、京成中山駅を超えて山門にたどりつきます。境内に塔頭が並ぶところは、池上本門寺や雑司が谷の法明寺などと同様です。参道には茶店もあり、名物の「きぬかつぎ」が並んでいました。

まちあるきが愉しい下総中山

2014年10月6日公開  2014年10月04日撮影

フリーワード検索

てら×まち×さんぽ このサイトについて