てらまちフォト一覧

福島県郡山市湖南町 中地の大仏と大仏ケヤキ

湖南町はその名のとおり猪苗代湖の南に位置し、白河から会津へ抜ける白河街道(茨城街道)の宿場などもあったところ。手前の木はケヤキで、根回り16.8メートルという巨木です。この日直接お目にかかれなかった高さ約3mの大仏さまは、東北地方では最大で、天喜年間(1053〜1058)の造立とのこと。湖南にはいくつかの集落があり、静かな町並みのなかに、古からの信仰の拠り所となっていた場所が大切に残されています。

福島県郡山市湖南町 中地の大仏と大仏ケヤキ

2014年9月8日公開  2014年08月23日撮影

福島県三春町 紫雲寺

浄土信仰において極楽浄土にたなびき、阿弥陀仏が乗って念仏行者の前に来迎するとされる紫色の雲。この日は三春町の上の青空をベースに、白い雲が複雑な造形を見せていました。三春町は福島県の真ん中あたりにある、小さな城下町。この紫雲寺のほか、多数の寺社がぐるりと町を取り囲んでいます。有名な滝桜だけでなく、あちこちに枝垂れ桜があります。城下町の面影、自由民権運動の史跡などを辿りながら楽しく歩けるまちです。

福島県三春町 紫雲寺

公開  2014年08月23日撮影

大阪四天王寺 熊野街道

四天王寺は聖徳太子が建てたお寺で、約11万平米という広大な境内を有しています。その西側の道の端に「熊野街道」と記された小さな石碑を見つけました。今から1400年以上も前に建てられたお寺の脇を、山岳信仰の古道につながる道が通り、沿道には昭和の気配を残す商店や今風のリノベーション・カフェが並ぶ―時代が多層に折り重なっているんだなと感じます。まちを歩いてそういう要素に気づけたなら、地べたにいても時代をみはるかすことができるような気がしました。(みはるかす:はるかに見渡す)

大阪四天王寺 熊野街道

公開  2014年06月10日撮影

川崎大師 参道

川崎大師と西新井大師は、京急・東武それぞれの「大師線」が敷かれるもとともなっています。こうした鉄道の敷設は明治以降の初詣の普及が大きく関わっているようです。川崎大師の公式サイトには、月々の行事が掲載されています。本日8月21日は、大般若経転読会(だいはんにゃきょうてんどくえ)が催されるとのこと。お散歩に行ってみようと思い立ったら、付近のお寺のサイトをチェックしてから出かけると、思わぬ体験ができるかもしれませんね。

川崎大師 参道

公開  2013年07月15日撮影

東京北青山 善光寺

都心でも道行く人もまばらな休日の朝、表参道から六本木への散歩の途中に立ち寄ったのが善光寺。場所柄か、若い方、外国の方の参拝がちらほら。都心にあるお寺は、境内に一歩入ると、周りがどんなに騒がしくても、しん、とした空気感がありますね。この季節は木々から蝉の声の大合唱が奏でられていますが、それすらうるさいとは感じないのだから不思議です。

東京北青山 善光寺

公開  2014年07月06日撮影

福島県郡山市 蓮池

お盆真っ最中。東京の街はいつもより人も少なく、電車も空いています。おととしのお盆は、実家の墓参り、母の実家の墓参りをし、その後実家で飼っていた愛犬が眠るペット霊園を訪れました。周囲には田んぼが広がっていますが、霊園の前は広い蓮池でした。近年は共同墓や墓友だちなど、お墓の捉え方・あり方が変わってきていると、耳にすることが増えてきています。お墓のあり方とともに、さまざまなお寺さんとの付き合い方の可能性についても考えていきたいですね。

福島県郡山市 蓮池

公開  2012年08月01日撮影

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