てらまちフォト一覧

東京都武蔵野市 吉祥寺の武蔵野八幡宮

今日の一枚は、お寺ではなく、神社です。東京で人気の街・吉祥寺。この街に「吉祥寺」というお寺はありません。江戸時代の大火により、現在の文京区本駒込にある吉祥寺の周辺に住む人々が移住してきたことからつけられた地名です。ふだんから人の多い吉祥寺の街ですが、9月13・14日は武蔵野八幡宮の秋祭りでお神輿が繰り出し、さらに賑わうのでしょう。吉祥寺の街中ながらふだんは静かな武蔵野八幡宮の境内も、この日は威勢のいい掛け声であふれそうです。

東京都武蔵野市 吉祥寺の武蔵野八幡宮

2014年9月8日公開  2014年07月19日撮影

福島県二本松市 大隣寺

二本松少年隊をご存知でしょうか。あまりにも有名な会津の白虎隊同様、戊辰戦争に出陣した12歳から17歳までの少年たちです。霞ヶ城公園から南西に2km弱、歴代藩主の霊廟もある大隣寺に、少年隊の墓があります。安達太良山麓の二本松市には、観音丘陵遊歩道や旧道の近くにお寺が点在します。これからのさわやかな季節、「ほんとうの空(高村光太郎「智恵子抄」)」のもと、城下町のお寺巡りはいかがですか。

福島県二本松市 大隣寺

公開  2014年08月23日撮影

神奈川県鎌倉市稲村ガ崎

鎌倉は五山はじめ、多くの寺院があり、てらまちさんぽのしがいがあります。江ノ電や小田急線のフリーパスを使うのがオススメ。一日かけてお寺を巡り、美味しいものをいただいて、緑の中を歩いたら、最後は海辺で夕陽を眺めるのもまたいいですね。秋は一段と夕焼けが美しくなりますよね。夜の鎌倉さんぽを愉しむ前に、海辺で一息、いかがですか。

神奈川県鎌倉市稲村ガ崎

公開  2014年09月01日撮影

東京都豊島区雑司が谷付近 

お寺さんと猫は相性がいい。てらさんぽに行くと、5割くらいの確率で猫に会えます(自分比)。しかし、猫たちも夏の暑さにはかなわないようで、暑さが厳しかった7~8月にはほとんど姿を見かけませんでした。先日の雑司が谷散歩の日は初秋のさわやかさで、チラホラと猫たちに会うことができました。最近は「地域猫」への取り組みも盛んになってきています。人間も猫も、それから犬も、みんなが気持ちよく過ごせる環境づくりって大切ですね。

東京都豊島区雑司が谷付近 

公開  2014年08月31日撮影

東京都豊島区高田 南蔵院

開山が室町時代という南蔵院は、「高田村絵図」や「江戸名所図会」等にも載る古刹。8月最後の日、東京は午後から晴れたので散歩に出かけてみました。青空に筆で落としたような雲がポワポワと浮かび、風にもすっかり秋を感じました。南蔵院さんはご住職がお花好きなのでしょうか、春の桜のほか、薔薇などが道行く私たちの目を楽しませてくれるので、このエリアでのお散歩では必須立ち寄りポイントです。

東京都豊島区高田 南蔵院

公開  2014年08月31日撮影

福島県会津若松市 十六橋

戊辰戦争の古戦場でもある十六橋付近。猪苗代湖をぐるりと一周するうちに、たどり着きました。郡山市は「安積野(あさかの)」と呼ばれ、安積疏水(そすい)開削をはじめとする安積開拓は、現在の郡山の礎となっています。この十六橋は、安積疏水の取水口。付近には有栖川宮ゆかりの天鏡閣や、徳一が建立した慧日寺などがあります。磐梯山麓を訪れた際には、是非、近代化遺産にも触れてみてください。

福島県会津若松市 十六橋

公開  2014年08月25日撮影

福島県郡山市湖南町 中地の大仏と大仏ケヤキ

湖南町はその名のとおり猪苗代湖の南に位置し、白河から会津へ抜ける白河街道(茨城街道)の宿場などもあったところ。手前の木はケヤキで、根回り16.8メートルという巨木です。この日直接お目にかかれなかった高さ約3mの大仏さまは、東北地方では最大で、天喜年間(1053〜1058)の造立とのこと。湖南にはいくつかの集落があり、静かな町並みのなかに、古からの信仰の拠り所となっていた場所が大切に残されています。

福島県郡山市湖南町 中地の大仏と大仏ケヤキ

公開  2014年08月23日撮影

福島県三春町 紫雲寺

浄土信仰において極楽浄土にたなびき、阿弥陀仏が乗って念仏行者の前に来迎するとされる紫色の雲。この日は三春町の上の青空をベースに、白い雲が複雑な造形を見せていました。三春町は福島県の真ん中あたりにある、小さな城下町。この紫雲寺のほか、多数の寺社がぐるりと町を取り囲んでいます。有名な滝桜だけでなく、あちこちに枝垂れ桜があります。城下町の面影、自由民権運動の史跡などを辿りながら楽しく歩けるまちです。

福島県三春町 紫雲寺

公開  2014年08月23日撮影

大阪四天王寺 熊野街道

四天王寺は聖徳太子が建てたお寺で、約11万平米という広大な境内を有しています。その西側の道の端に「熊野街道」と記された小さな石碑を見つけました。今から1400年以上も前に建てられたお寺の脇を、山岳信仰の古道につながる道が通り、沿道には昭和の気配を残す商店や今風のリノベーション・カフェが並ぶ―時代が多層に折り重なっているんだなと感じます。まちを歩いてそういう要素に気づけたなら、地べたにいても時代をみはるかすことができるような気がしました。(みはるかす:はるかに見渡す)

大阪四天王寺 熊野街道

公開  2014年06月10日撮影

川崎大師 参道

川崎大師と西新井大師は、京急・東武それぞれの「大師線」が敷かれるもとともなっています。こうした鉄道の敷設は明治以降の初詣の普及が大きく関わっているようです。川崎大師の公式サイトには、月々の行事が掲載されています。本日8月21日は、大般若経転読会(だいはんにゃきょうてんどくえ)が催されるとのこと。お散歩に行ってみようと思い立ったら、付近のお寺のサイトをチェックしてから出かけると、思わぬ体験ができるかもしれませんね。

川崎大師 参道

公開  2013年07月15日撮影

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