てらまちフォト一覧

知覧平和観音堂

鹿児島で武家屋敷庭園を目的に知覧へ行きました。庭園のあるエリアから2kmほどのところに知覧特攻平和会館のある平和公園があります。会館の奥のほうに、知覧町護国神社と観音堂が並んでいました。平和観音像は、奈良法隆寺の夢違観音を許可を得て謹鋳された三体のうちの一体。観音堂の入口脇には、特攻隊員たちの名前が刻まれた石碑が置かれています。知覧平和公園へ至る道路の両側には慰霊の燈篭が並び(千基以上あるとか)、その間を黄色い彼岸花が埋めるように咲いていました。

知覧平和観音堂

2014年10月2日公開  2014年09月29日撮影

鹿児島 田園地帯に佇む墓地

先日鹿児島へ行く機会がありました。鹿児島市電には「南林寺駅」、JR指宿枕崎線には「慈眼寺駅」などがあるので、お参りしたいと思いましたがいずれも廃寺。霧島あたりのお墓は田んぼの近くなどで屋根付きで共同墓地のようなつくり。付近にお寺はありません。おや、とスマホで検索してみると、「廃仏毀釈」の文字がちらつきます。言うまでもなく、お寺は地域の歴史と密接な関係があります。鹿児島での仏教がどのようなものだったのかを知りたい、と思わされた風景でした。

鹿児島 田園地帯に佇む墓地

2014年10月1日公開  2014年09月27日撮影

プラネタリウムと恐竜と電車

お寺でプラネタリウム!場所は葛飾区立石の證願寺さんの「プラネターリアム銀河座」。本堂前に恐竜の像があったり、建物の壁に鯨が描かれていたりと、見た目にも楽しいお寺。ご住職と香川から遠征してくる学芸員さんとの掛け合いが愉快だし、設備も新しいうえに、月に2回しか上映がないため、抽選の倍率が高いのです。今回は、友人親子が当選したので、便乗。プログラムは、秋の星座、水平線と地平線、そして来月8日の皆既月食。上映後に、投影機の台を走る鉄道模型や、特急のプレートなどに気づきました。小6の少年も、我々大人も大満足でした。

プラネタリウムと恐竜と電車

2014年9月26日公開  2014年09月20日撮影

さんぽのあとの夕焼け、そのあとは

秋になったなあ、と実感するのが、こういう夕焼けに出会ったとき。この日は葛飾区立石のお寺が運営するプラネタリウムを楽しんだ後、駅周辺の商店街を散策、ひとつ隣の四ツ木駅まで奥戸街道をぶらぶら歩き。一雨降った後の雲に沈みゆく太陽の光が映って刻々と変化していく様を眺めながら西へ移動し、日没後も雲に映る茜色を愉しみました。お寺、さんぽ、夕焼け、そのあとは駅近くの飲み屋で一杯。おとなのさんぽの締めくくり。

さんぽのあとの夕焼け、そのあとは

2014年9月24日公開  2014年09月20日撮影

江戸深川 冬木弁天堂

神田祭、山王祭とともに江戸三大祭のひとつに数えられる深川八幡祭。冬木弁天堂がある「冬木町」からもお神輿が出ます。深川付近は江戸時代は木場で、「冬木町」も材木商冬木家の屋敷だった場所。弁天様も冬木家が祀ったもので、葛西橋通りの北側に、かわいらしいお堂におわします。弁天様は、八幡祭の際にはお堂から連れ出され、冬木町の山車に乗せられるのだそうです。地域に大切にされている弁天様、深川七福神としても親しまれています。

江戸深川 冬木弁天堂

2014年9月19日公開  2013年10月09日撮影

目青不動、クラシックカー、三茶シネマ

世田谷区三軒茶屋駅のすぐ近くに江戸五色不動のひとつ、目青不動があります。前回アップした豪徳寺同様、のんびりとした世田谷線のすぐ近くにある教学院というお寺に不動堂があり、お参りに行きました。世田谷線に乗ろうと教学院の境内を出てすぐに、ステキなクラシックカーが視界に入ったので、とっさにシャッターを切りました。車種など詳しいことはわかりませんが、横のスタイルが抜群!それを収めることはできませんでしたが、後姿の向こうに、今年7月に閉館してしまった三軒茶屋シネマの「各社封切」の看板が写っていました。

目青不動、クラシックカー、三茶シネマ

2014年9月18日公開  2014年09月15日撮影

猫に招じ入れられ 豪徳寺

招き猫の寺として有名な豪徳寺は彦根藩主の菩提寺で、江戸で亡くなった井伊家の人々の墓所があります。そのきっかけは、井伊直孝公(1659年没)が門前を通りかかったときに寺の飼い猫に招じ入れられ、雷雨を逃れたためだとか。立派な松並木の奥に見える山門は昭和初期に再建されたもの。門に至る参道の松の幹はうねり、枝が覆いかぶさり、静かで厳かな空間を成しています。江戸以前は奥州吉良家の世田谷城だったとのことなので、松の木は古くからあったかもしれません。直孝公はじめ、桜田門外の変で暗殺された直弼公ら歴代藩主も通った(かもしれない)参道は、世田谷線宮の坂駅からすぐ。

猫に招じ入れられ 豪徳寺

2014年9月16日公開  2014年09月15日撮影

早稲田大学近く龍泉院のザクロ

早稲田大学付近は穴八幡や水稲荷など、お宮さんが多いイメージですが、いくつかお寺が点在して、さまざまな縁起や歴史もあって「てらまちさんぽ」が楽しいエリア。本日の1枚は色づき始めた龍泉寺境内のザクロ。花咲く季節から実の成る季節に移ってきたのを実感します。ザクロというと鬼子母神を思い起こさせます。ザクロは1つの実の中にたくさんの種を内包していることから子孫繁栄を願う「吉祥果」とされています。

早稲田大学近く龍泉院のザクロ

2014年9月13日公開  2014年09月13日撮影

千葉県水郷佐原のまちなみ

小江戸・佐原は、江戸から明治にかけての面影がよく残るまちなみが印象的。小舟がゆく小野川沿いやそれを横切る香取街道沿いに古い商家や蔵などが立ち並び、四季折々の散策が愉しめます。香取神宮の神郡(領地)だった佐原ですが、まちの南側から東にかけてお寺が点在しています。JR佐原駅からなら、お寺へお参りしつつ好みの路地に引き込まれていくという愉しみ方もオススメ。

千葉県水郷佐原のまちなみ

2014年9月10日公開  2014年09月06日撮影

千葉県銚子電鉄 外川駅

「ぬれせんべい」で有名になった銚子電鉄はいわゆる参詣鉄道ではありませんが、銚子に坂東三十三観音霊場のひとつ、飯沼観音もあるし、漁港のあるまちをあるくのがとても好きだし、ということで行ってみました。都内はまだ蒸し暑さすら感じる9月初旬、銚子電鉄の終点・外川(とかわ)駅に降り立つと、すぅーっと心地よい風を感じました。穏やかな雰囲気で、坂だらけの外川のまちをぐるぐると歩き回り、海を見て、また外川から電車に乗ろうとしたのは11時すぎ。朝はガラガラだった電車は鉄道ファンや親子連れでほぼ満員。銚子電鉄の駅は全部で10。各駅舎も個性的だし、どのまちもゆったりと楽しめそうです。

千葉県銚子電鉄 外川駅

2014年9月9日公開  2014年09月06日撮影

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