てらまちフォト一覧

亀戸天神の橋

亀戸天神といえば、藤、亀、橋。5月朔日、すでに満開を過ぎたという情報でしたが、行ってみました。満開だったら……という想像を働かせながら、ふたつの太鼓橋を渡り、本殿にお参りしました。盛りは過ぎましたが、紫の花をたっぷりつけて長く垂れた房の周りには人だかり。池の亀は見飽きることがないようで、多くの人々が橋の上から見下ろしていました。亀戸には七福神があるほど、神社仏閣が多くあります。おせんべいや餃子など下町グルメも充実。5月5日には、香取神社の「勝矢祭」で武者行列などがあるそうです。春の亀戸散歩、いかがですか?

亀戸天神の橋

2015年5月3日公開  2015年05月01日撮影

皐月、つつじまつり

5月になり、世間はGWでウキウキモード。東京はあちこちの新緑がまぶしい!今年は桜だけでなく、ほかの花も少し急ぎ足のようで、例年GWごろに見頃となる根津神社のつつじがピークを超えたという噂が流れてきたので、夏のような陽射しの中、拝見してきました。平日ということもあり、人出はやや少なめ、でも、大輪の種類が見頃ということで、今日からの5連休には大勢が訪れるでしょう。つつじまつり期間中はつつじ苑への入苑に寄進料200円が必要ですが、外からだけでなく、苑内からの眺めはまた格別。本殿へのお詣りのあとはつつじ苑をあるき、甘茶を召し上がって一休み、という流れはいかがでしょうか。

皐月、つつじまつり

2015年5月2日公開  2015年05月01日撮影

寄って生きる、着いて生きる

北鎌倉円覚寺の塔頭黄梅院。昨日は真っ白な「オオデマリ」を紹介しましたが、今日は「石斛―セッコク」。梅の木が枝分かれしているところに白っぽい花が咲いているのがわかるでしょうか。さわやかな新緑を背景に、鮮やかなつつじの色のほうが目立つかもしれませんが、梅の木に寄生するように咲く野生的な花のほうが気になりました。これは寄生ではなく、「着生」というのだとか。お寺の境内にある着生植物には、仏教的な意味が込められているのでしょうか。いずれにせよ、こうして見る者にいろいろな思いを与えてくれる、そういう力が、お寺の花々にはあるように思います。

寄って生きる、着いて生きる

2015年5月1日公開  2015年04月29日撮影

晩春の白いぼんぼり

北鎌倉円覚寺の境内奥にある黄梅院、その門脇にたくさんの真っ白なぼんぼりが咲き誇っています。そのぼんぼりだけを見るとあじさいによく似ていますが、樹高2m超の中木ですので、「オオデマリ」のようです。いつでも多くの人が訪れている鎌倉ですが、円覚寺でも奥のほうまですすむと落ち着いて境内の花々を愛でることができます。この日は、総門を通ってから2時間ほどの境内さんぽ。鎌倉には訪れたいお寺がたくさんありますが、欲張らず、1か所をじっくり愉しむのもいいですね。

晩春の白いぼんぼり

2015年4月30日公開  2015年04月29日撮影

四谷てらまち坂めくり―東福院坂

東福院坂。左手に見える煉瓦の門は愛染院、東福院は坂をはさんで向かいにあります。この坂は別名天王坂。この坂を一旦下った先に、四谷の総鎮守須賀神社があり、明治以前は牛頭天王社と称していたのだそうです。この地点からは階段が見え、その先に神社があることがわかります。この近辺のお寺さんが江戸期に移転したことについては昨日の「観音坂」に記しましたが、それらは須賀神社を取り巻くように立地しています。この須賀神社をひとつのピークとして、一旦その周りが谷となっていますが、そこからまた北や東の方向に上る地形となっています。このエリアは基本的に住宅街。足腰が強くなるなあ、と思いながら坂を上り下りしました。

四谷てらまち坂めくり―東福院坂

2015年4月29日公開  2015年04月26日撮影

四谷てらまち坂めくり―観音坂

観音坂。四谷のてらまちにある坂のひとつ。坂の左が真壽院、右が真成院。案内サインには「坂の西脇にある真成院の潮踏(塩踏)観音に因んでこう名づけられた。潮踏観音は潮干観音とも呼ばれ、また、江戸時代には西念寺の表門が、この坂に面していたため西念寺坂ともいう」と記されています。「潮踏」ということは、海が近かったのでしょうか。真成院のサイトに説明がありました。「往昔、真成院の近辺は海が近かったため、 観音様の台石が潮の干満によって常に濡れていたという」「江戸城外濠工事のため、幕府に替地として与えられた四谷に移転」とありますので、お寺はもっと海に近いところにあったのでしょう。東京のお寺は江戸時代の大火、関東大震災、戦災等をきっかけに移転したところも多くありますが、四谷のこのエリアに集積する寺院群は、江戸城外濠工事によって移転したようです。

四谷てらまち坂めくり―観音坂

2015年4月28日公開  2015年04月26日撮影

花も人も、坂も寺も

地図を眺めていたら、四谷にお寺の集積地を発見。住所でいうと、新宿須賀町および若葉。行ってみると坂だらけ。それも観音坂、東福院坂、円通寺坂、戒行寺坂と、お寺の名を冠したものがほとんどです。このエリアにお寺は20軒あまり。本堂も、塀も、門構えも、境内の設えも、当然ですがそれぞれことなる趣があります。一軒一軒、お参りしていると、近くにお住まいの方でしょうか、「お参りしてくださってありがとう」と声をかけてくださいました。訪れたのは日曜日の午後。今度は別の時間帯に歩いてみたいてらまちです。

花も人も、坂も寺も

2015年4月27日公開  2015年04月26日撮影

目白のお不動さん

江戸三大不動のうち、薬研堀不動院目黒不動は紹介したので、今日は目白不動尊を。目白不動尊は豊島区高田の金乗院にあります。画像の左が山門前に据えられた不動明王の石像、右が不動堂です。五色は「青・黄・赤・白・黒」ですが、三不動となるとこのうち「白・黒・赤」を挙げるようです。おや?薬研堀不動院を入れて「江戸三大不動」としているのとはちょっと異なりますね。「○大○○」という類のものにはよくあること。また、関東三十六不動霊場第十四番札所ともなっていますが、このように複数の札所となっている場合、御朱印も異なることもあるようです。この金乗院、宿坂という急坂の下にあります。お不動さんはもともとこの坂の上の目白台にいらしたとか。このあたりは坂も多い分、歩いているとさまざまな景色を楽しめますよ。

目白のお不動さん

2015年4月21日公開  2012年04月21日撮影

日本橋さんぽでたどりついたお不動様

東京駅から歩いていけるお寺に行ってみよう!と思いつきましたが、東京駅のある千代田区はもともと江戸城内。ほとんどお寺はありません。東のほうへ向かっていくことにしました。こういうときは地図やスマホには頼らず、街の雰囲気や通りの気配を感じ取りながら歩くことにしています。東京駅の北の端のガード下をくぐり、永代通りを進み、日本橋を渡って「城外」へ。日本橋、人形町、馬喰町などをウロウロしていると、中層のビルがせめぎあう中に薬研堀不動院の幟を見つけました。川崎大師の東京分院で、目黒不動・目白不動とともに江戸三大不動のひとつとのこと。目白不動は数年前に、目黒は今年初めにお参りしたので、思いがけず三大不動めぐり達成できました。今度は1日で巡ってみたいな。

→てらまちフォト「川崎大師 参道
→てらまちフォト「東京、冬の青空―目黒不動

日本橋さんぽでたどりついたお不動様

2015年4月20日公開  2015年04月16日撮影

山門は窓、そこから見えるものは

お寺めぐりの愉しみのひとつに、門からの眺めを提案!あるお寺にお参りしようとしたとき、最初に目にするのは、たいていは山門。そして、その山門から参道や境内、伽藍はどう見えるでしょうか?今日の1枚は、本駒込にある吉祥寺の門から。長い参道と、それを縁取る木々の緑が続いています。この山門は享和2年(1802)に再建されたものとか。通りからもハッと目を引きます。そして、山門越しに見える参道の様子に惹かれて境内へ吸い込まれてしまいます。境内へ入ると――山門という窓から見えた風景、その期待を上回る空間が広がっています。

吉祥寺では、来る5月4日~7日の4日間、「チベットフェスティバル」が開催されます。

山門は窓、そこから見えるものは

2015年4月17日公開  2012年04月24日撮影

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