4月8日は降誕会、お釈迦様の誕生日。花まつりについては、5年前のてらコラム「花まつり」でお茶と甘茶をにまとめています。
2020年4月7日、新型コロナウィルス感染爆発を防ぐため、東京都など7都府県に緊急事態が発令されました。その発動が、4月8日の0時。花まつりの日です。
ならば、てら×まち×さんぽがこの数年で撮りためた花御堂の写真を一挙公開!ご自宅で花まつりの花御堂めぐりをお楽しみくださいね。
まずは、2015年。この年の花御堂めぐりは「まち×さんぽ|お釈迦様の誕生日 花まつりをあるく」にまとめています。
音羽の護国寺は山門と本堂前に花御堂がありました。本堂が約50段もの石段の上にあるからでしょうか。
そう、この年は雨。甘露の雨。雑司ヶ谷の鬼子母神へお参りしたころがいちばん強く降っていました。
浅草寺につく頃には小降りに。この時は外国人観光客も多く、花御堂の誕生仏に甘茶をかけていました。
増上寺は晴れていれば花御堂は屋外に設けられるのですが、この時は本堂の中に。
続いて2016年。
上野公園内、大佛パゴタに据えられた花御堂。
本駒込の吉祥寺の花御堂は端正に飾られていました。境内は桜が満開で、のんびりお散歩がてらお参りされている方々いらっしゃいました。
吉祥寺近くの定泉寺にも花御堂がありました。こちらは道路から本堂に向かって少し下がっているのですが、ふわっと誘われる雰囲気のあるお寺です。
巣鴨眞性寺、本堂前の花御堂。こちらには、江戸六地蔵がおわします。
眞性寺から徒歩数分、高岩寺の花御堂は本堂内に設えられていました。
2018年、まずは上野寛永寺の輪王殿。国立博物館の隣にあるお寺ですが、上野公園や博物館から足を延ばす人は少なく、いつも落ち着いてお参りできます。
同じく、2018年の門前仲町永代寺。地名の由来となったお寺と同じ名前ですが、江戸期の永代寺は一度途切れています。現在の永代寺は、深川不動堂の参道に面していて、おだやかな気配が漂う境内です。
この数年、てら×まち×さんぽは、藤沢市片瀬の龍口寺の花まつりイベントのお手伝いをしていました。この花御堂は、龍口寺本堂内に設けられたものです。花御堂を飾る生花は龍口寺門前の花屋さんで、お坊さんと一緒に選んで、当社の造園・植栽に強いスタッフに整えてもらいました。来年、再度開催できるといいなあ。
最後に、今年の花御堂を。先日てらまちフォトで深川不動堂の花御堂をご紹介しましたが、4月5日からは本堂での参拝休止に伴い、花御堂も堂内に移されていました。深川仏教会の稚児行列を含む花まつりも今年は中止です。
いかがでしょうか?
ツイッターでは、「花まつり」がトレンド入りしているようです。
各お寺さんが、自坊の花御堂の様子をSNSなどにアップされています。
直接行けなくても、オンラインでお釈迦様の誕生をお祝いしましょう!