令和二年の五月を迎えました。昨年の令和最初の日は今日と同じような晴天、深川不動堂の龍神例大祭が開かれていました。境内の片隅にある龍神の前に祭壇が設けられ、法螺貝の先導で導師様はじめ多くの僧侶が居並び、法要が営まれます。その後、不動堂前で下総栄太鼓の奉納です。下総栄太鼓は成田山新勝寺のすぐ近く、栄町を拠点に活動する団体で、発足から30年ほど。真言宗の法要や護摩祈祷では大太鼓が用いられますが、それとはまた違った迫力があります。大太鼓、小太鼓のアンサンブル、そして跳ねるように太鼓と太鼓の間を移動し打ち鳴らします。
今年は法要は執り行われたものの、奉納太鼓は中止。4月上旬以降、施設は閉鎖されていますが、不動堂内での御護摩やお勤めは続けられています。
こうしたお祭りや行事が以前のように催行されるよう、終息を祈るばかりです。
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