1年前の今日、東京は雨が降ったりやんだりだったと、写真を見て思い出しました。そう、この日は平成最後の日、昭和の日の振替休日でした。平成最後のてらまちさんぽは、東京の寺町といえばここ、谷根千です。根津神社のつつじも盛りを過ぎ、雨のせいか谷中銀座の人通りもいつもより少なめでした。界隈の寺々も落ち着いた雰囲気でした。青空に映えるお堂の屋根瓦や、そよ風に揺れる花や木々もいいですが、雨に濡れて葉や花がしっとりと色濃くなるのも美しいものです。
谷根千は街歩き観光やインバウンドでいわゆるオーバーツーリズムの状態が長く続いていましたが、3月半ばに訪れたときには観光客の姿はなく、落ち着いた寺町の風情を取り戻していたように感じました。
<< 次のてらまちフォトへ
前のてらまちフォトへ >>