9のつく日はほのぼの縁日

2019年5月30日公開

2019年05月29日撮影

9のつく日はほのぼの縁日

荒川区は町屋にほど近い満光寺の二葉地蔵尊縁日は毎月9・19・29日。地蔵縁日は4のつく日だし、ひと月28日の旧暦がベースだと「29日」を含む縁日はちょっと不思議…。そう思い、満光寺へ確かめに行ってみました。雨上がりの夕刻18時頃、車両通行止めの道路を子供たちが駆け足で追い越していきます。この日の出店は7軒。二葉地蔵尊が祀られている山門前には、茶坊えにしのうでわ念珠づくりブースがセットされていました。そこへちょうど先代のご住職がいらしたので、お話を伺いました。この縁日が始まったのは昭和29年5月19日。19日に始めたから、そのまま9のつく日を縁日に。戦後のベビーブームで子どもは大勢いたし、最盛期には100軒ほども夜店が出たとか。バナナのたたき売りや観音経を唱えながら風船を膨らます「風船ゴリラショー」なども人気でした。最近は数軒~10軒程度、周辺で大きなお祭りがあるとグッと減ったりするけれど、毎月3回、ずっと続いているそうです。創始の頃に親しんだ縁日を懐かしみ「まだやってるんだね!」と訪れるおじいちゃんおばあちゃんもいるそうです。派手さや盛大さはないけれど、地域になじみ、親しまれている、ほっこりする縁日です。