高幡不動尊と新撰組

2016年10月9日公開

2016年10月05日撮影

高幡不動尊と新撰組

高幡不動尊金剛寺は、真言宗智山派の別格本山であり、関東三大不動のひとつ。不動堂、奥堂、大日堂、五重塔等々、境内はみどころ満載です。毎日お護摩が修行される不動堂、その背後にある奥殿に安置されている不動明王像などは重要文化財。奥殿では、一日一回、僧侶による所蔵品の解説が行われ、脇侍を従えた本尊の丈六の不動明王像や、秘仏の歓喜天尊像、新撰組ゆかりの品々などについて丁寧にお話しくださいます。土方歳三は日野の出身で、境内の銅像のほか、大日堂には位牌も納められています。休日はお護摩やお詣りの方々のほか、新撰組のファンとおぼしき方々も大勢いらっしゃっています。縁日でもない平日のこの日、境内には穏やかな空気が流れていました。帰りがけ、土方の銅像の前を通ると、新撰組法被を羽織った女の子が、刀を差し抜くポーズで撮影していました。奥殿には有名な土方の洋装写真が展示されています。イケメンはいつの時代にも、どの世代にも人気なのでしょう。