お寺を巡っていると、境内や街角の木々や花々も気になります。真冬の間は山茶花でしたが、このところは真っ赤な椿が目につくようになりました。今日の一枚は、その中でも見事だった築地本願寺講堂前の1本。遠くから見るとまるでりんごが成っているのかと思うほど。外国人観光客の方々は、本堂よりも、この木の下で記念撮影をされていました。蓮など、お寺で見うけられる植物には、何かしら仏教的意味のあるものも多いようです。では、椿は?沙羅双樹はインド原産で日本ではうまく育たないので、ナツツバキがそう呼ばれるようになったとか。ナツツバキは1日で花が落ちることから、「無常」を象徴する植物として捉えられているそうです。
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