「愛染明王は最大の煩悩である愛欲をそのまま仏の悟りに変え、恋愛・結婚・愛情生活にまつわる様々な功徳をもたらしてくださる仏様です」(豊川稲荷東京別院リーフレットより抜粋)―赤坂の豊川稲荷東京別院の愛染明王さまは、境内の奥のほうにおわしますが、多くのハート型の絵馬に囲まれ、人々の良縁恋愛への願いを受け止めていらっしゃいます。豊川稲荷は愛知県豊川市にある曹洞宗圓福山妙厳寺が本院で、赤坂はその東京別院です。お祀りされているのは仏法の守護神である豊川吒枳尼眞天(だきにしんてん)。その吒枳尼眞天が狐に跨っていることから、豊川稲荷と呼ばれるようになったのだとか。桃の節句のこの日は休日ということもあって本堂へのお詣りの方も多かったのですが、この愛染明王さまへお詣りされていたのは女性が多いようでした。
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