厄払いでもなんでもないけれど、何年かぶりに西新井大師へ行きました。都電荒川線の熊野前から尾久の原公園の脇を通り、隅田川、荒川を渡り、旧道の風情を感じる本木新道を歩き、路地に迷い込みながら2時間ほども歩いたでしょうか。山門を通ると、何やら太鼓の音が耳に入ってきました。本堂の回廊で迫力の太鼓演奏に合わせ、横笛や読経が行われていました。太鼓の響きは本堂全体を満たし、聴く人の身体の芯にずんずんと入ってくるような感じがしました。演奏していたのは「千響」という真言宗豊山派の若手僧侶によるグループで、東日本大震災の被災地支援を目的に活動しているとのこと。途中、大正大学の学生さんも演奏に加わったりしていました。西新井大師では毎月21日の縁日に演奏されているようですが、7、8月はお盆でお休みだそうです。そのつぎ、9月21日はお彼岸の連休のさなか。演奏はあるのでしょうか・・・。
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