「結縁」と書いて、「けちえん」と読みます。仏さまや観音さまなどと縁を結ぶこと。奈良のてらたびの日程は何かのイベントを狙ったのではなく、偶然のようなものでしたが、ちょうど長谷寺で特別拝観が行われていました。この期間は10メートルを超える十一面観音尊像がおわす国宝の本堂に入り、御足に触れることができるのです。本堂の入り口で「結縁の五色線」を戴き、腕に付けます。観音さまの足下に座り、その御足に触れ、お顔を見上げ、ぐるりと足下をひとめぐり。その美しさ、威厳に圧倒されました。長谷寺は真言宗豊山派の総本山。昨日ご紹介した西新井大師も豊山派です。写真は観音さまがおわす本堂と舞台の間のお堂。ふだんは朝のお勤めなどに使われるそうです。
大和国長谷寺サイト 特別拝観は春と秋の年2回、春は6月末まで
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