上野の不忍池の畔にある「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」が10月末で閉館とのこと。画像は最後にお出ましの宮司町総持寺の千手観音立像です。2016年の開館以来、私も何度も足を運び、湖北で大事に守られてきた観音さまにお目にかかることができました。”東京にある、長浜の観音堂”をコンセプトとして、湖北長浜が観音の里であることをより多くの方に知らしめるという役割はある程度果たしたということなのでしょう。１体の観音さまと、こんなに近く、じっくりと向き合える場所は、そうはありません。ここへ行く度に「次は湖北へ、長浜へ、竹生島へ」と想いを募らせてきました。リピーターカードがあって、ハウスへ伺うと蓮のスタンプを押してもらえたのですが、これが今回ちょうど貯まって、記念品をいただきました。観音の里を紹介するDVDです。上野の観音ハウスはなくなってしまうけれど、いよいよ長浜へ観音めぐりの旅へおいでなさい、ということなのでしょうか。

初訪問の記事　湖北観音の里へのいざない
2018年の記事　千手千足観音との再会