今年3月、上野不忍池の畔にオープンした「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」、ようやく行ってきました。昨日までの藝大美術館での展示から流れてくる来訪者も多かったようです。ここは、観音の里・長浜市の運営で、2か月ごとに1体の観音さまがおいでになります。9月4日までは尊住院の聖観音立像。大切にしている観音様を遠くへ2か月も出されるのは、地元としてもいわく言いがたい思いがあることでしょう。ガラスケースの中ですが、照明等の状況もよく、反射などが気になることなく、ゆっくり拝観いたしました。奥のスペースには長浜の広報映像が2本用意されていて、これもじっくり拝見。藝大美術館の展示を観て抱いた湖北観音の里へ行きたい、という思いがより強まりました。上野公園と不忍池の狭間にあるビルの1階で、看板などもあまりに控えめ!そうであるがゆえに、落ち着いてゆっくりできるスペースです。観音様が入れ替わるたびに訪れたいです。
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