昨夜は小伝馬町の刑場跡にある身延山別院での怪談。話者はもちろん三木大雲上人。これまで何度か三木上人の怪談説法や法話を拝聴してきましたが、いつも共通しているのは、ただ怖い話というだけでなく、必ず仏さまの教えや信心に結びつくということ。今回は正夢やこっくりさん、金縛りなど、誰もが体験したことがありそうな話。私も10代の頃はよく金縛りに遭っていたし、怪談に登場する三木上人の蓮久寺にもお邪魔したことがあるので、お話を聞いていると具体的なイメージが浮かんでしまう…それだけにとても怖い…でも、どのお話も最終的には「不思議なものは存在するし、神さまや仏さまは確かに居る」と感じます。そういえば、昨夜も昨年同様、三木さんが途中で目線を泳がせる時がありましたが、何か見えていたのでしょうか…。
8月には谷中全生庵で圓朝まつり。圓朝の幽霊画コレクションで、気持ちだけでもひんやりしてみては?
<< 次のてらまちフォトへ
前のてらまちフォトへ >>