今日は7月16日、閻魔縁日です。前日の15日から二日間、北千住の勝専寺では境内や門前にたくさんの露店が並び、小石川のこんにゃく閻魔源覚寺では味噌田楽やお供えのコンニャクのお振舞があります。江戸三大閻魔は新宿太宗寺、西巣鴨善養寺、蔵前華徳院（現杉並区）とされています。また、深川寺町の法乗院にも「お告げをくださる閻魔さま」がいらっしゃいます。怖いのにみんな大好き閻魔さま！これまでもさまざまな閻魔さまを紹介してきましたが、今年は実力行使派（？）な閻魔さまにお目にかかってきました。お像の高さは約2m、そしてそのすぐそばに巨大なペンチが備わっているのです！ここが本当に地獄ならば、すぐにも舌をひっこ抜くことができてしまう…。地獄の釜が開くのは1月16日と7月16日の年二回。1月は小正月、7月はお盆。地獄の鬼たちも休み、つかの間この世にお出でになった閻魔さまに、庶民たちは赦しを請うわけです。ここ上品寺（じょうぼんじ）の大ゑんままつりは10月第3日曜とのこと。どんなお祭りか、行ってみたいですね。