お寺というのは、私たちにとっては身近にある非日常の空間。一歩、山門をくぐると心なしか背筋が伸びる気がします。12月に入ってすぐの週末、足立区をうろうろし、お寺へお詣り。風は冷たいものの、日差しがあれば暖かい午後でした。スマホのマップで確認すると、日暮里・舎人ライナーの西側には、お寺が点在。なるべく日のあたる通りをたどり、とあるお寺へ。住宅地の中にある清徳寺です。山門をくぐると、左手に本堂・・・、あ、お久しぶりですね。堂々と本堂の入口で猫住職がお昼寝中。近寄っても薄目を開けるだけ。ちょうど風も除けられて、日差しもばっちりの本堂入口です。本堂に向かって手を合わせてから、猫住職にご挨拶して、ふと境内の奥を見ると、さらにもう1匹、猫が座っていました。動物写真家の岩合光昭さんが「猫は安全な場所、居心地のいい場所をよく知っている」と言います。お寺の境内は、猫にとっては外敵の少ない、安全で居心地のいい場所なんでしょうね。
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