だけじゃない、深大寺

2017年12月1日公開

2017年11月25日撮影

だけじゃない、深大寺

深大寺と聞いて、何を思い浮かべますか。
蕎麦・・・4票、植物公園・・・1票、お寺・・・1票。以上が当社内での集計結果です。ここ数日くもりや雨が続いている東京地方ですが、先週の週末は見事な秋晴れ。深大寺では、12月3日まで第36回深大寺そばまつりが開催されています。期間中は各店で「少なめ盛り」が供されるので、名物の蕎麦を食べ比べできたり、野菜や植物などの販売もあったりして、多くの観光客で賑わっていました。そのそばまつり初日に、「短編恋愛小説「深大寺恋物語」公募事業」の第13回授賞式が深大寺の本堂で開催されました。審査員の講評では「深大寺で恋愛というと、お詣りしてお蕎麦食べてというのが定番のようだが、入選作はそれだけに終わっていない」という旨のお話がありました。深大寺や調布市の歴史をひもとくと、何故ここでおいしいお蕎麦ができるのか、どうしてこの環境が維持されているのかが垣間見えてきます。「恋愛小説」というカタチで地域の魅力を発信しようという調布市の取り組み、なかなかにユニークです。入選作品は年ごとに1冊にまとめられ、出版されています。これを読むと、蕎麦だけじゃない、深大寺を知ることができそうです。

まち×さんぽ|深大寺ご縁あるき