不忍の池の蓮と鵜と辯天堂

2017年6月9日公開

2017年06月03日撮影

不忍の池の蓮と鵜と辯天堂

手前の鳥は鵜、左奥に写るのは不忍池辯天堂です。辯天堂は寛永寺を開いた僧天海が琵琶湖の竹生島になぞらえて建立したものなのだとか。池の畔の「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」がここに立地したのは、不忍池と琵琶湖とのこうした関係も踏まえてのことなのでしょう。梅雨入り前のこの日は陽射しが強く、水面を覆う蓮の葉もやや乾き気味でした。そんな中、園路のすぐ近くで何か黒い大きな鳥が羽根を休めていました。この不忍池は、全国的にも貴重な鵜の繁殖地となっているようです。こんなに間近に鵜を見ることもあまりないのでしょう、カメラを向けている外国人観光客も大勢いました。そんな注目を浴びていることを知ってか知らずか、ゆうゆうと羽づくろいをしていました。