先日伺った横須賀は衣笠の大光寺さん。元亨元年(1321)開創の古刹です。横須賀というと真っ先に港が思い浮かびますが、衣笠あたりは古城跡もあって、まったくイメージが異なります。衣笠城は11世紀から13世紀中期まであった山城で、現在は公園となっています。横須賀は三浦半島にあって入り組んだ海岸線と起伏の大きい山がちな地形を有しています。大光寺は衣笠駅の西側、小高い丘陵の上にあり、北西向きの本堂から振り返ると広い空のもと、緑豊かな景色が広がります。この日は植木職人さんたちが松の木の剪定をしていました。黙々と作業する背中も、境内の風景に溶け込んでいました。
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