菊の御紋と三葉葵

2015年12月11日公開

2015年12月06日撮影

菊の御紋と三葉葵

中雀門(ちゅうじゃくもん) 安政年間(1854から60)に建造されました。清淨光寺(遊行寺の通称)は創建以来たびたび火災にあっていますが、この中雀門は明治13年(1880)の大火災の際にも焼失を免れた、現在境内で一番古い建物です。大正12年(1923)の関東大震災でも焼失はのがれましたが倒壊したものを、そのまま復元して今にいたっています。向唐門づくりで、高さ6m、幅は3.7mです。側面の大棟に菊の御紋、屋根の下に徳川家の葵の紋が刻まれています。普段は閉じられていますが、春と秋の開山忌やお正月などには開門されます。 平成5年2月 藤沢市教育委員会

説明板にはさらっと書かれていますが、三葉葵と菊の御紋が同居しているのって、珍しいのでは?