法然、親鸞、道元、日蓮ら錚々たる面々がのぼり、出家したり修行したのが、比叡山。今年はご縁をいただき、真言宗豊山派の長谷寺、黄檗宗の萬福寺、そして、天台宗の延暦寺と、立て続けに大きなお寺へお詣りすることができました。茨城稲田の西念寺は、親鸞がお寺めぐりをしていると、宗派や本山が気になったりします。そうしたことを少しずつ調べていくと、天台宗や比叡山がその先に見えてくることが多々あります。比叡山へうかがった8月4日は、「世界宗教サミット」が行われていました。この世に生を受けたものすべてを救済したいという最澄の願い・祈りは千二百年たった今でも、不滅の法灯として灯り続けています。
(参考:『あなたの知らない最澄と天台宗』山折哲雄著)
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