8月初旬、河越夜戦の地・東明寺を後にし自転車で走っていると、生垣の中に人が吸い込まれるように入っていく場所が。入口には色とりどりの風鈴。そこは、縁結びで人気を博している川越氷川神社でした。境内の小石を縁結びの御守りとして頒布しているのは、NHKニュースの中継で見たことがあります。1日20体のみ、夕方なので当然この日の分は終わっていました。夏休みとはいえ平日の午後、浴衣姿の若い女性たちやカップルが境内にあふれています。人員整理をしているスタッフさんに訊ねると、8月いっぱい風鈴を飾っているけれど、そのほかに縁日やお祭りがあるわけでなく、いつもどおりの人出なのだとか。出雲大社の縁結びのご利益も江戸時代に御師によって広められたということを知ったばかり。ご利益は家内安全、商売繁盛、学業成就など、各神社仏閣などで謳われていますが、「縁結び」の人気には驚かされます。
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