手水鉢の猫住職 彦根の名刹宗安寺

2015年8月12日公開

2015年08月04日撮影

手水鉢の猫住職 彦根の名刹宗安寺

国宝彦根城の天守閣から城下の眺めを楽しんだあとは、夢京橋キャッスルロードへ。住民主導で街並み再生が行われた通り。10年以上の年月を経て並木も育ち、猛暑日を記録したこの日も木陰をもたらしてくれました。その通りに面して、大きなお寺がありました。天守閣からも、大屋根が見えた宗安寺です。初代藩主井伊直政の正室東梅院が開基とのこと。東梅院は家康の養女で、直政が彦根に配されたのも関ヶ原の戦功によるもの、道理で立派なはず。そんな境内はお盆の準備の装飾が施されていました。お参りの前に清めようと手水鉢へ・・・あ、猫住職さんではありませんか。長毛の衣ではさぞ暑かったのでしょう、手水鉢の水で涼をとっていらっしゃったようです。猫住職がご移動されるのを待って、お清め、お参りいたしました。