当サイト「てら×まち×さんぽ」も一員に入れていただいた「お寺の応援団」。来週8月22日からのエンディング産業展に出展します。前回2015年の年末開催の展示会の模様はこちらにレビューしました。
今回のエンディング産業展―エンデックス―へは、株式会社アンカレッジさんがメインとなって出展します。
アンカレッジさんは、上記リンクをご覧いただければすぐおわかりいただけると思いますが、近年注目の樹木葬をメインに取扱う霊園会社。泉岳寺駅からすぐの浄土宗道往寺内を本拠地とされています。最近はテレビ(フジテレビみんなのニュース)や雑誌(アエラ)等にも取り上げられています。アンカレッジのある道往寺さんへは、打ち合わせのために何度かお伺いしてはいましたが、いつも夕方~夜だったので、先日、あらためて道往寺の高輪庭苑を見学いたしました。
お、屋上緑化ですか? その下には古い供養塔が集められているようですね。ウワサの樹木葬墓地はいずこ・・・? 本堂前面の通路脇に石柱の案内標識があったので、それに従って進み、観音堂を通り過ぎ・・・。
あら! 屋上緑化されたスペースだと思ったそこがウワサの樹木葬墓地だったんですね。コニファーなどやや高さのある樹木と、バラなどの花木、石畳の隙間はグランドカバーで埋め尽くされています。こぢんまりとしたイングリッシュガーデンのようなイメージです。園路の両側にはめられた方形の石板がお墓です。石板に彫られた文字を見ると、お名前と19●●.●●.●●~と生年月日と思しき日付のみのものが多い。つまり、生前に自ら準備されたお墓だということ。
「お寺の応援団」に加わるにあたり、この樹木葬墓についてアンカレッジの伊藤代表からお話を伺い、強く興味を抱いていました。生まれ育った場所から離れて、東京に移り住み、実家の菩提寺、お墓には法事のときしかお参りしていない私のような者が、この樹木葬墓のズバリど真ん中ターゲットなのだと思います。実際に現地を拝見すると、「こういうお墓なら自分の死後を委ねられる」という思いもわきました。永代供養の内容も明快だし、きちんと手入れをしてくれるから、いつでも美しい状態に保たれるのです。それも、子どもや子孫に負担をかけることなく。まさに現代にフィットしたお墓のあり方です。
この気配、ここから徒歩5分ほどのところに山手線の新駅予定地があるとは思えませんよね。
現在はこの高輪庭苑のほか、大田区安詳寺の久が原庭苑の区画が販売されていて、近々、谷中と厚木の庭苑も販売が始まるようです。
エンデックス「お寺の応援団」ブースは、このアンカレッジの樹木葬墓地をモチーフにした装飾になる予定です。また、初日22日の13時からは、アンカレッジ伊藤代表による都会型樹木葬をテーマとしたセミナーも予定されています。伊藤代表のお話を聞くと、お寺にとっての樹木葬の魅力(駐車場3台分の土地で1億円以上の大ヒット)、エンドユーザー、つまり、お墓を求める人々にとっての魅力がしっかりわかるはずです。セミナー、もしくは、「お寺の応援団」ブースへおいでください。
エンディング産業展2016 http://www.ifcx.jp/
会期|2016年8月22日(月・友引)、23日(火)、24日(水)
会場|東京ビッグサイト東ホール1