第2回エンディング産業展が、来月8月22日(友引)~24日に開催されます。
「エンディング産業展」では、「葬儀・埋葬・供養などの終活に関する設備・機器・サービス専門展」とのことで、葬祭に関わるあらゆる事業者や団体が出展し、多種多様なセミナーやイベントも行われます。
てら×まち×さんぽは、昨年12月に開かれた第1回へ行き、会場内の各ブースを拝見し、いくつかのイベントに参加しました。訪れたのは3日間の中日、年末という季節柄なのか、エンディングという業界のせいなのか、ダークな色合いの服装の方が大多数。終活者も来場対象となっていて、従来の葬儀社だけでなく、話題の某流通業者の葬儀サービスや海洋散骨、墓石業者や墓地の案内、棺業者も好みの絵柄をプリントできるサービスの紹介や入棺体験、カラフルな骨壷、仕出し弁当やそこに使う食器類、香典返し商品等々、言われてみればそうかというものばかりですが、エンディング産業の幅広さに驚かされました。
そして、 私が目当てにしていったイベントのひとつがこれ、「美坊主コンテスト」。エントリしたお坊さんが特技を披露するなど自己PRし、5名の審査員と来場者のアンケートをもとに優勝者が決まりました。「美坊主」「コンテスト」という表現のせいか賛否あったようですが、イケメンとか美貌ということではなく、所作や話し方、短い説法からうかがわせる僧侶としての心栄え、あるいは人としてのうつくしさを拝見したように思います。
もうひとつの目当ては、「21世紀の仏教のあり方を考えるパネルディスカッション」。僧侶2名と寺院コンサルティングの方、3名によるもので、葬儀の現状等を踏まえながら、これからの墓地運営、寺院の経営等、これからの時代僧侶や寺院はどうあるべきかについて、ふだんは聞けないディープな内容だったと思います。
さて、なんでこんな半年も前の展示会の様子をレビューするのかといえば、来月の第2回エンディング産業展に、「てら×まち×さんぽ」も出展することになったからです。てら×まち×さんぽ単独ではなく、「お寺の応援団ドリームチーム」の一員として参加します。メイン出展は樹木葬を手がける「アンカレッジ」。その他、「宿坊研究会」「hasunoha」「向源」「落語家ちよりん」「メッター」がメンバーです。
このドリームチームのとりまとめをしてくださっているのが、「宿坊研究会」の堀内さん。
その堀内さんのブログでの紹介がこちら↓
【お寺の応援団ドリームチーム、精鋭がそろいました】
ざっとチームメンバー紹介がされていますが、こちらてら×まち×さんぽでも、会期までにみなさんを少しずつ紹介していきますね。