ディスカバー・ジャパン|安曇野道祖神

2018年8月16日公開

2018年08月11日撮影

ディスカバー・ジャパン|安曇野道祖神

長野県は安曇野へ。目的は道祖神めぐり。安曇野市観光協会のサイトにも「安曇野といえば道祖神」というページがあるくらい。このサイトにあったマップを手がかりに、大糸線穂高駅で下車、のどかな田園と清流を眺めながら歩きました。お馴染みの青面金剛や二十三夜尊のほか、餅つき道祖神という珍しいものも。しかし、安曇野に多いのは「双体道祖神」。江戸期の道祖神だけでなく、近年建てられたモニュメントや、マンホールの蓋などのモチーフにもなっています。この写真の道祖神の建立は1839年、国鉄時代の「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンに取り上げられもの。最近は、握手する手がハート形に見えるとガイドブックに載ったこともあってわざわざ若い人が撮りにくるんだよと、地元の方が教えてくださいました。「ディスカバー・ジャパン」のポスターとほぼ同じアングルで撮ってみると、安曇野のゆたかな歴史と暮らしが少しだけ、写ってくれたような気がしました。