早起きしたら、お寺へ行こう!小田原編

2018年8月20日公開

2018年08月18日撮影

早起きしたら、お寺へ行こう!小田原編

早起きしたら、というより、早起きして、海辺のお寺へ向かいました。休日早朝、のんびりモードの東海道線に乗り、城下町小田原のひとつ隣、漁港のある早川の駅で下車。小田原の南にある早川は秀吉が一夜城を築いたところ。その一夜城が作られた石垣山のふもと、東海道の山側にお寺が点在しています。中でも以前から気になっていたのが、東海道新幹線や東海道線から見える白い大きな観音像。お寺の入り口には「厄よけ魚籃観音」という案内板が出ていて、坂道と階段を昇った先に本堂があり、その背後に観音さまがそびえています。足下の「建立の由来」を読むと、東善院の開創が應永22年(564)であること、魚介類への報恩、戦没者供養を目的として昭和57年に建立されたことがわかります。魚籃大観音は東に広がる相模湾のほうを向いているので、正面から朝の陽の光を浴びていました。夕方なら、夕陽が光背となるのでしょうか。