枝垂桜が見事だという川越市の明見院。先に訪れたときは真夏8月で、今回は晩秋。すっかり葉は落ちたものの、垂れ下がりながらも広がりを見せる枝ぶりを見るにつけ、来年は是非花の時期にと思います。そんな境内の秋を彩るのは紅葉。枝垂桜の脇にも、山門前にも燃えるような赤。山門前では緋色の絨毯の上に石造りの一休さんが横たわり、濃紅の庇から漏れる晩秋の陽射しにうたた寝をしているよう。今朝は関東地方も今年いちばんの冷え込みだとのニュース。本格的な冬が来る前の一休みだったのでしょうか。
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