江戸の庶民の行楽の地 飛鳥山で観桜

2015年4月2日公開

2015年04月01日撮影

江戸の庶民の行楽の地 飛鳥山で観桜

今年の東京の桜はお天気のおかげもあってか、開花の声を聞いてから持ちがいいようですね。まだまだあちこちから満開情報、お花見の様子などが流れてきます。てら×まち×さんぽスタッフは、北区は王子にある飛鳥山公園でのお花見が毎年の恒例にしています。寺町の谷中などはそぞろ歩きもいいでしょうが、お弁当を広げる場所はありません。上野公園は場所取りも大変でしょう。そんな東京の城北地区において、意外と穴場なのがこの飛鳥山です。八大将軍吉宗公が庶民のために桜を植え、公開した、いわば庶民のお花見発祥の地なのです。飛鳥山の東側には音無川(石神井川)が流れていて、川沿いには将軍ゆかりのお寺などが点在しています。音無川沿いにも桜が愉しめる場所がありますので、周辺を散策してから飛鳥山でお花見という流れも良さそうですね。