百萬遍大念珠供養は「災い回避の御祈願」として毎年6月24日の午後5時より厳かに行われます。眞性寺境内に沢山の老若男女が、災いの回避を願い、直径三寸五分の大玉と二寸の小玉が連なった(全部で五四〇粒)長さ九間の大念珠を、お念仏を唱え廻します。境内の「陰光地蔵尊石碑」によると、其の大念珠供養は天保10年に始まり連綿と続けられておりましたが、先の大戦により中断し戦後昭和46年に地内の江戸六地蔵供養会により復活しました。現在は「江戸六地蔵尊奉賛会」の方々により運営され、どなたでも参加いただけます。また、子供用の大念珠も用意され、地域のお子様が大念珠を廻しております。御奉仕参加の皆様には奉賛会よりお供物が振る舞われます。(以上、境内掲示より)
三寸五分=10.605cm、二寸=6.06cm、九間=16.3636m、天保10年=1839年、昭和46年=1971年