都会に在り続ける禅宗伽藍

2014年11月21日公開

2014年11月16日撮影

都会に在り続ける禅宗伽藍

外苑西通りに沿って中層ビルが並ぶなか、大木戸坂下交差点で突然空が開ける。傾斜している地形を生かして、現代的な様相のお寺が建っています。禅宗らしさを感じさせる回廊、それに囲まれた空間は水盤になっていて、本堂やその背後の高層ビル、そして上空からの光を映しています。地下にはカフェも設けられているようです。曹洞宗萬亀山東長寺、文禄三年(1594年)の開創とのこと、江戸幕府が開かれる前から在り続けているお寺なのですね。