6年前の東京大仏と桜

2020年4月6日公開

2014年04月05日撮影

6年前の東京大仏と桜

今年の東京の桜は観測史上最速で開花しましたが、その後雪が降ったり気温が低かったりして、まだ満開が続いているところも多いようです。さて、今日の一枚は6年前の東京大仏。おわすのは板橋区浄蓮寺。浄蓮寺は応永年間(1394~1428)の創建ながら、2度の移転で現在地に落ち着いたのは昭和46年(1971)以降、大仏が建立されたのも昭和52年と新しいものです。初めて「東京大仏」という名称を聞いた時には観光客目当ての名物づくりか?と思ってしまいましたが、そうではなく、天災戦災等の無縁仏供養や世界平和祈願で建立されたとのこと。6年前に訪れた時、桜はちょうど満開。その桜に彩られながらも、大仏様のお顔が威厳に満ちていたことが印象に残っています。東京は日の出町には平成30年に鹿野大仏が完成しました。落ち着いたらそちらへもお参りしたいですね。