こんな時は、近くのお寺へ|深川編

2020年3月31日公開

2020年03月29日撮影

こんな時は、近くのお寺へ|深川編

在宅ワークに切り替えた方は、ふだんと生活パターンが異なりますよね。いつものお買い物も、通り道をちょっと変えて、お寺や神社を通ってみませんか。

無観客で開催された大相撲春場所、いつもと違って、テレビ中継でも行司の声や力士たちの息遣いなどがよく聞こえました。相撲が神事だったことをあらためて確認したように感じました。場所後、富山出身の朝乃山が大関に昇進しましたね。江東区深川の富岡八幡宮には、力士碑と横綱碑があります。お参りのとき、ああ、あるな、という程度で通り過ぎていましたが、よくよく見てみると、江戸時代からの横綱以外の大関の名前が、出身地とともに刻まれています。江戸期には出雲出身の「釈迦嶽雲右エ門」という大関がいたことがわかります。力士碑の脇に立つ石柱は「釈迦嶽等身碑」。その身の丈は七尺五寸=226㎝!手形を刻んだ石碑もあって、いずれも大きいのですが、釈迦嶽はとりわけ大きい!いつもお参りしているお寺や神社でも、少し目線を変えれば新しい発見がありますよ。