鎌倉建長寺で恒例の「法話スペシャル」がありました。朝から曇り空でしたが、会が始まってしばらくすると、雨が降ってきました。空はどんより無彩色でも、境内の植物は生き生きと鮮やかな色を放っていました。そういえば、北鎌倉駅を降りたときには、紫陽花目当てのでしょうか、多くの方が円覚寺のほうへ歩いていきました。梅雨であっても、修学旅行、遠足シーズンで、子供たちのカラフルな雨合羽や傘も色を添えていました。そして、やはり目につくのは大勢の外国人観光客。個人、グループ、団体とさまざまですが、それぞれに山門やお堂の軒下で雨宿りというか、休憩をしています。緑にあふれる境内で趣ある古い建造物、そうした気配を楽しんでいるようです。風情、というものが私たち日本人だけでなく異なる文化圏から来た方々にも味わっていただけるといいですね。
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