路傍の碑像 落合

2016年2月17日公開

2016年02月11日撮影

路傍の碑像 落合

区画整理などが行われていないような入り組んだエリアを歩くと、路傍に碑像が置かれていたりしますね。この石像物群があるのは、落合の住宅地の三叉路。馬頭観音、地蔵尊、「地蔵」の文字が読める石碑、そして不動明王の庚申塔。石碑には「下落合村」という文字が刻まれていますが、年代のところは読めません。お不動さんの顔もほとんど崩れてしまっています。それでも地域の方が大切にお祀りしているのでしょう、新しいお花が供えられていました。建物はみな新しいものばかり。画像に写る道は、うねりながら上る坂。かつての下落合村の姿は、道の線形やこうして残されている碑像をたよりに想像するよりほかありません。