今日は冬至。雑司が谷の鬼子母神で毎年冬至に行われる法会「星祭り」に参列しました。星祭りはおもに日蓮宗など密教系の寺院などで、それぞれの寺院ごとに冬至や春彼岸などの季節の変わり目に行われるようです。法要のあとご住職の法話がありました。星祭りとは、この一年の息災に感謝し、息災でこれから一年を過ごせるよう祈願するものだそうです。「お墓」や「祈り」についてのお話から伝わってきたのは、「誰かのために」することの尊さです。「来年もまた、星祭りで皆さんと息災に感謝し、祈ることができますよう」と締め括られました。写真は妙見大菩薩の土鈴絵馬。鬼子母神堂ではシンボルの柘榴が描かれた絵馬が知られていますが、こんな素朴で可愛らしいものもあったのですね。寺務所では「受験生にあげたい」と御守りを求める方がいらっしゃいました。大切に思う誰かのためにという気持ち、温かいですね。
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