先日、川越での打ち合わせの後、雨が小降りになったので、駅まで歩いていきました。蔵造りの建物が並ぶ一番街の通りは、夕方5時前というのにお天気のせいですっかり暗くなっていましたが、濡れた路面に街灯のあかりが映り、それはそれで美しいものでした。その通りに面して建つのが、古刹蓮馨寺です。川越が「河越」だったころ、室町時代の創建。「おびんずる様」や小江戸川越七福神「福祿寿」もいらっしゃいます。間もなく閉門という時間、軒の提灯が仕舞われるところ。境内は地元の方々の通り道になっているようで、皆足早に通過していきました。しっとりとした古刹の雨の宵の雰囲気を、ひととき味わいました。
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