安比奈線と曼珠沙華

2015年9月25日公開

2015年09月21日撮影

安比奈線と曼珠沙華

田んぼの中を横切る線路。枕木は朽ちかけていて、曼珠沙華が強烈なアクセント。曼珠沙華はサンスクリット語「manjusaka」への音写で、和名はヒガンバナ。仏教とともに日本に持ち込まれたのだとか。夏がどんなに暑くても、きっちりお彼岸に咲くんですね。安比奈(あひな)線は西武鉄道の休止路線。南大塚から安比奈まで全長3.2kmの貨物線で、入間川の砂利採取を目的として1925年に開通、1963年まで使われていました。西武新宿線の南大塚駅やこの撮影ポイントをはじめ、いくつかの場所で残されている線路を見ることができます。蔵の街として有名な川越ですが、こんな表情もあるんですね。