暑すぎる日が続きますね。気分だけでも涼もうと、東京藝術大学大学美術館で開催中の幽霊画展「うらめしや~、冥途のみやげ展」へ。上野公園の樹陰を歩いても、美術館にたどりつくころには汗だく。谷中全生庵所蔵、三遊亭圓朝ゆかりの幽霊画の数々を観ても、面白い! 美しい! と思うばかりで、さして気分は冷えませんでした。美術館を出ると、台東区の循環バス「めぐりん」のバス停が目に付きました。コースを見ると、なかなかに楽しそう。全生庵の前も通るようなので乗ってみました。利用した「東西ルート」は、なんと、谷中エリアから浅草まで、8の字を描くコースで、一方通行の道もグイグイ入っていくし、鉄道や地下鉄駅からちょっと離れたエリアをカバーしています。全生庵さんで幽霊画の続きを見るつもりだったのに、車窓風景が新鮮で楽しくて、つい、浅草まで行ってしまいました。厳しい真夏の東京、コミュニティバスがてらまちあるきの強い味方になってくれそうです。写真は、バス車中から撮影した全生庵です。
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