青森の下北半島にある恐山菩提寺。死者の魂が集まるところとして知られています。訪れたのは2013年の7月末、恐山大祭が終わったあとで人気(ひとけ)もなく、小雨降る中、諸堂やさまざまな「地獄」をめぐりました。気づけば入口である総門からは随分離れました。故人の遺品などが納められた八角堂を出ると、目の前に蓮池が広がっていました。寒々しい地獄をめぐってきてたどりついたのが、雲間からの光に輝く水面。これは極楽か、と思ってしまいました。7月20~24日は恐山大祭。そろそろ睡蓮もほころんできているころでしょうか。
むつ市観光協会ホームページ「むつ下北観光案内」 http://www.mutsu-kanko.jp/guide/miru_01.html
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