ふたたび、感動を心に刻む

2015年6月10日公開

2015年05月28日撮影

ふたたび、感動を心に刻む

東大寺大仏殿。写真ではなかなか伝わらない迫力、荘厳さ。上の窓が開けば、大仏さまのお顔が遥拝できるつくり。この唐破風下の「観相窓」、大晦日から元旦にかけて開かれるそうです。東大寺にはこの大仏殿や南大門をはじめとする建造物や、大仏(盧舎那仏像)等、数多くの国宝があり、ほとんどは撮影が可能です。たとえば直に大仏さまと対面した感動は、いちばんは自分の脳裏に焼き付けておきたい。そして、そのときの感覚を思い起すときに、あやふやな記憶を補うものとして、自らが撮影した写真もとっておきたい。もちろん、プロのカメラマンではないのでそうそう思い通りには撮れませんが、あとで見返したときにちゃんと感動がよみがえります。「記念撮影」ではなく、「(自分の)記憶撮影」なんじゃないかと、拝観から2週間近く経った今、大仏さまの写真を見返しながら思いました。