お堂に虎が?!目黒大圓寺阿弥陀堂

2015年1月13日公開

2015年01月11日撮影

お堂に虎が?!目黒大圓寺阿弥陀堂

まだまだお正月気分も抜けきらず、てらまちあるきをすると七福神めぐりをする方々と多くすれ違う1月初旬。山手七福神の大黒天が祀られている大圓寺を訪れました。「八百屋お七」事件のきっかけとなった「明和の大火」の火元となったお寺です。本堂、その左に釈迦堂があり、右奥には阿弥陀堂があります。お詣りしてふと上を見ると、おや?木鼻に虎のような姿が。「木鼻」とは、通常は獅子や龍、象のような獏などが彫られている部分ですが、虎は珍しいのでは?この阿弥陀堂は昭和18年の建築だそうですから、彫物も近世以前のものとは異なる特色を持たせたのかもしれませんね。お寺にお詣りしたら、彫物にも注目してみてくださいね。