〔新田義貞公霊馬〕 私は新田義貞公の霊馬です。新田公の御供を仕り、鎌倉入りして忠誠を尽しました。その後 公の仰せにより当山を守護し余世を送り今から五百年程前 私は生まれ変わりました。 昭和四十三年、解脱会の御奉仕で建物が建て替えられましたが、平成十一年本橋俊男氏の百等の馬の彫像の寄贈に由って、再びお堂が建て替えられました。私を参拝する人々に勝運と商売繁盛を授けます。
平成29年4月29日から5月1日までの3日間、所沢市の山口観音金乗寺で33年に一度の「本尊千手観世音菩薩平成御開帳」がありました。初日の開帳直後は境内をとりまく長蛇の列で、2時間ほど並んで秘仏の観音さまにお参りしました。金乗院は行基が開き、弘法大師も訪れたとされています。新田義貞は元弘3年(1333)の鎌倉攻めの際、ここで戦勝祈願をしたとか。願い札は人参の形。白馬の表情もですが、どこかあっけらかんとした空気感のあるお寺でした。
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