四万六千日、大観音さまに願いを

2018年7月10日公開

2018年07月09日撮影

四万六千日、大観音さまに願いを

この度の大雨により被害を受けた方々へお見舞い申し上げます。今日は7月10日、四万六千日のご縁日。観音さまのご縁日ということで、浅草寺のほおずき市が有名ですが、昨日は「ほおずき千成り市」本駒込光源寺へ。この二日間は、観音堂内で直接お詣りできます。こちらの観音さまは、奈良の長谷寺の十一面観世音菩薩立像の写しで、初代は元禄10年(1589)の建立でしたが、東京大空襲で焼失、現在のお像は平成5年に再建されました。お像の高さは約6mですが、初代は2丈6尺で現在の約1.5倍ほどだったようです。約10mの長谷の観音さまを足元でお詣りしたときの迫力は忘れられませんが、東京でもこんなに大きな観音さまから功徳をいただけるのです。

「駒込大観音は十一面観音の名のとおり時に応じたさまざまなお顔で私たちに接し、苦しみ、悩み、悲しみ、怒り、願い、喜びなどをもつあらゆる境遇の人に、宇宙の根源的な生命力を自覚させてくださる菩薩です。」(平成5年設置の境内案内板より)