茅葺の寺に満ちる曼殊沙華

2017年9月19日公開

2017年09月17日撮影

茅葺の寺に満ちる曼殊沙華

曼殊沙華 まんじゅしゃげ ― サンスクリット語manjusaka に相当する音写。〈柔軟花〉〈円華〉などと漢訳される。曼荼羅華・摩訶曼荼羅華・曼殊沙華・摩訶曼殊沙華からなる四華の一で、法華経が説かれる際の瑞兆として天から雨ふり、見る者の固い心を柔軟にするという。(『岩波仏教事典』より)

先月、てら×さんぽでご紹介した横浜新羽の西方寺さん。茅葺屋根と季節の花々が美しいお寺です。お寺のブログで彼岸花の開花状況を確認し、9月17日にあらためてお参りしました。台風接近で風雨が強くなったり弱まったりという中でしたが、ほぼ満開、赤、黄、白、ピンクと多彩な彼岸花を堪能してきました。幸い強風や豪雨というほどでもなかったからか、そこそこ花見、撮影の方々もいらっしゃていました。先月はたくさん見かけたトンボは雨で姿を見せず。それでも一羽の蝶が、彼岸花の蜜を独り占めしていました。