妙典の「神猿おちか」

2016年2月22日公開

2015年07月11日撮影

妙典の「神猿おちか」

干支のお像シリーズということで、昨夏のおさんぽでの一枚をご紹介。母猿に抱きつく6匹の子猿たち。市川市妙典は清寿寺の本堂前に鎮座する石像は、耳の守護神様。お寺では、目や耳、歯や手足など、体の一部に特定して怪我や病気にご利益があるというお像をよく見かけます。穏やかな面持ちの母猿とそれにしがみつく子猿たちでひとまとまりのこのお像にはちょっと可哀想ないわれがありますが、耳病守護の「神猿おちか」として、庶民の切なる願いを引き受けているのですね。なお、このお寺は、ぜんそく封じの祈祷としても知られているようです。合掌